お年寄りにはスリッパよりも転びにくい履物を
お年寄りの中には背中が丸くなる方がいますが、
そうなると、歩くときにも足が必然的にあがらなくなり、
すり足になります。
すり足になると、もちろんつまずきやすくなるのですが、
転びやすくなるのはそれだけが理由ではなく、
バランスを崩したときに踏ん張りにくくなるからだそうです。
お年寄りは、外で転ぶよりも家の中で転ぶケースが多く、
そして家の中での転倒の主な原因として挙げられるのが、
スリッパなどの履物だそうです。
お年寄りがいるご家庭は、スリッパではなく転びにくい履物を履かせてあげる、
ということも、事故を未然に防ぐためには必要かもしれません。